さるぼぼは、岐阜県・飛騨地方の伝統的なお守りとして知られている、とてもかわいらしい人形です。観光地のお土産として見かけたことがある方も、多いのではないでしょうか。
実は、さるぼぼは見た目のかわいさだけでなく、安産や子宝、厄除け、良縁など、さまざまな願いが込められた、とても縁起の良い存在とされています。
最近では、色ごとに意味があることから、自分の願いに合わせて選ぶ方も増えており、お守りとしてはもちろん、プレゼントとしても人気があります。
この記事では、初心者の方にもわかりやすく、
・さるぼぼの意味
・さるぼぼの由来
・色ごとの意味の違い
・持ち方や飾り方
・プレゼントとしての使い方
などについて、やさしい言葉で丁寧にご紹介していきます。さるぼぼについて、楽しく学びながら、自分にぴったりのさるぼぼを見つけるヒントにしていただけたら嬉しいです。
さるぼぼの意味とは?なんのお守り?
さるぼぼに込められている基本的な願い
さるぼぼには、昔から次のような願いが込められてきました。
・安産
・子宝
・家内安全
・無病息災
・厄除け
・良縁
・縁結び
もともとは、赤ちゃんや子どもの健やかな成長を願って、家族が手作りしていたことから、家族愛や健康を願う気持ちが強く込められています。
そのため、さるぼぼは「家族を守るお守り」「大切な人の幸せを願うお守り」として、今でも多くの方に親しまれています。
さるぼぼはお守り?縁起物?その違い
さるぼぼは、お守りとしても、縁起物としても扱われることがあります。
お守りは、特定の願いを込めて身につけたり、持ち歩いたりするものを指します。一方、縁起物は、幸運や良い出来事を招くシンボルとして飾るものです。
さるぼぼは、その両方の意味を持っており、「持ち歩くお守り」としても、「家に飾る縁起物」としても使える、やさしい存在といえるでしょう。
現代ではどんな願いで持つ人が多い?
現代では、昔ながらの安産や子宝だけでなく、
・仕事運アップ
・受験や資格試験の成功
・恋愛や結婚
・金運アップ
・健康祈願
など、幅広い願いで持つ方が増えています。
色ごとに意味があるため、「今の自分の願いに合った色」を選ぶことで、より気持ちを込めやすくなっているのも、人気の理由のひとつです。
さるぼぼの由来は?
飛騨地方の伝統と歴史
さるぼぼは、岐阜県・飛騨地方に古くから伝わる人形です。昔は、おばあちゃんやお母さんが、布の切れ端などを使って、子どもや孫のために手作りしていました。
寒さの厳しい飛騨地方では、子どもが元気に育つことはとても大切な願いでした。そのため、さるぼぼには、家族の愛情と、健康を願う気持ちがたくさん込められてきたのです。
なぜ「さるぼぼ」と呼ばれるの?
「ぼぼ」は、飛騨地方の方言で「赤ちゃん」という意味があります。そのため、「さるぼぼ」は「猿の赤ちゃん」という意味になります。
猿は、昔から「災いが去る(さる)」という語呂合わせから、縁起の良い動物とされてきました。そのため、さるぼぼという名前自体にも、厄除けや幸運を願う意味が込められています。
昔のさるぼぼと現代のさるぼぼの違い
昔のさるぼぼは、ほとんどが赤色で、素朴な手作りのものでした。
現代では、さまざまな色やデザインのさるぼぼが作られており、インテリアとしても楽しめるものや、キーホルダータイプなど、用途も広がっています。
時代とともに形は変わっても、「大切な人の幸せを願う」という気持ちは、今も変わらず受け継がれています。
さるぼぼの色の意味の違いは?
色別の意味一覧表
まずは、色ごとの意味を、一覧表で見てみましょう。
| 色 | 意味 | おすすめの人・願い |
|---|---|---|
| 赤 | 魔除け・健康 | 家族の健康・厄除け |
| 青 | 仕事・勉強 | 仕事運・学業成就 |
| 黄色 | 経済・金運 | 金運アップ |
| ピンク | 恋愛 | 恋愛・結婚 |
| 緑 | 健康 | 心身の健康 |
| オレンジ | 人間関係・旅 | 人間関係改善・安全な旅 |
| 紫 | 才能 | 才能開花・直感力 |
| 白 | 浄化・リセット | 心のリセット |
| 黒 | バリア・厄除け | 強い厄除け |
| 金・銀 | 財運・改革 | 大きな金運・変化 |
このように、色によって意味が異なるため、自分の願いに合わせて選ぶのがおすすめです。
赤(さるぼぼの伝統色、魔除け)
赤は、さるぼぼの伝統的な色で、魔除けや健康のお守りとして親しまれています。家族の健康を願う方や、厄除けのお守りとして選ばれることが多い色です。
青(仕事、勉強関係)
青は、仕事運や勉強運をサポートするとされる色です。受験や資格試験、仕事での成功を願う方におすすめです。
黄色(経済関係)
黄色は、金運や経済的な豊かさを象徴する色です。お金に関する願いごとがある方に人気があります。
ピンク(恋愛関係)
ピンクは、恋愛運や愛情運を高めるとされる色です。恋愛成就や結婚を願う方におすすめです。
緑色(心身の健康関係)
緑は、癒しや健康を象徴する色です。心と体のバランスを整えたい方に向いています。
オレンジ(人間関係・旅路関係)
オレンジは、人間関係やコミュニケーションを良くするとされる色です。旅行のお守りとしても人気があります。
紫色(才能関係)
紫は、才能や直感力を高めるとされる色です。自分の可能性を広げたい方におすすめです。
白色(浄化・リセット関係)
白は、浄化やリセットを意味する色です。気持ちを新しくしたいときに選ばれます。
黒色(バリア、厄除け関係)
黒は、強いバリアや厄除けの意味があります。しっかり守ってほしいときにおすすめです。
金色・銀色(財運、改革関係)
金色・銀色は、財運や大きな変化を象徴します。大きな転機や金運アップを願う方に人気です。
願いごと別おすすめカラー
・恋愛、結婚 ピンク
・仕事、転職 青
・金運 黄色・金色
・健康 赤・緑
・厄除け 赤・黒
色は複数持ってもいい?
さるぼぼは、複数持っても問題ありません。願いごとごとに色を変えて持つことで、気持ちの切り替えにもつながります。
さるぼぼにはどうして顔がないの?
顔がない理由に込められた意味
さるぼぼには、あえて顔が描かれていません。これは、「持ち主の気持ちを映す存在」と考えられているためです。
昔から、さるぼぼは家族の願いや想いをそっと受け止めてくれる存在として大切にされてきました。顔を描かないことで、見る人それぞれが、自分の気持ちや願いに合わせて、自由に意味を重ねられるようになっています。
そのため、同じさるぼぼでも、持つ人によって「優しく見える」「力強く見える」「そっと寄り添ってくれているように感じる」など、感じ方が変わるのも、大きな特徴のひとつです。
持ち主の気持ちを映すという考え方
見る人の気持ちによって、笑っているようにも、見守っているようにも感じられるのが、さるぼぼの魅力です。
うれしいときには一緒に喜んでくれているように感じたり、少し不安なときには、そっと寄り添ってくれているように感じたりと、その時々の心の状態を映す存在として親しまれてきました。
そのため、「今の自分の気持ちを大切にしたい」「そばで見守ってほしい」という想いを込めて、さるぼぼを選ぶ方も多いようです。
スピリチュアル的な解釈
スピリチュアル的には、顔がないことで、持ち主自身の願いや感情を自由に投影できる存在と考えられています。
自分の中にある想いや理想、叶えたい願いを重ねることで、さるぼぼは「自分だけのお守り」のような存在になります。決まった表情がないからこそ、今の自分に必要な意味を、その都度受け取れるともいえるでしょう。
そのため、気持ちの節目や、新しいスタートのタイミングで、さるぼぼを迎える方も少なくありません。
さるぼぼの正しい持ち方・飾り方は?
カバンにつける場合
キーホルダータイプは、カバンにつけて持ち歩くことで、お守りとして身近に感じられます。
毎日持ち歩くことで、「いつも一緒にいるお守り」として、安心感につながりやすくなります。通勤・通学バッグや、よく使うポーチにつけることで、自然と目に入り、気持ちを前向きに整えるきっかけにもなります。
家に飾る場合(玄関・寝室・リビング)
玄関は厄除け、寝室は安産や健康、リビングは家内安全の願いを込めて飾るのがおすすめです。
玄関に飾ることで、外から入ってくる気をやさしく整えてくれる存在として意識されることもあります。寝室では、家族の健康や安らかな眠りを願う気持ちを込めて、そっと置く方も多いです。
リビングは家族が集まる場所なので、家内安全や家族円満の象徴として、目に入りやすい場所に飾ると、より気持ちを込めやすくなります。
神棚・お守りとして扱う場合
神棚や高い場所に置いて、大切に扱うことで、より気持ちを込めやすくなります。
ほこりがかからないようにしたり、定期的にきれいにしてあげることで、「大切にしている」という気持ちも自然と整います。形式にこだわりすぎず、自分なりに丁寧に扱うことが、いちばん大切なポイントです。
やってはいけない扱い方
汚れたまま放置したり、乱暴に扱ったりすることは避け、感謝の気持ちを持って接することが大切です。
また、雑に置いたまま忘れてしまうよりも、「ここに置こう」「ここで見守ってもらおう」と、居場所を決めてあげることで、気持ちの面でも大切にしやすくなります。お守りとしての意味を大切にしながら、やさしく扱ってあげましょう。
さるぼぼの効果は本当にある?
効果を感じた人の声・体験談の傾向
個人差はありますが、「気持ちが前向きになった」「お守りとして安心できる」という声が多く見られます。
中には、「持っているだけで心が落ち着く」「不安なときにそっと支えられている気がする」といった感想を持つ方もいるようです。さるぼぼそのものが何かを直接変えるというよりも、持つことで気持ちが整い、前向きな行動につながった、というケースも少なくありません。
また、「大切な人からもらったことで元気が出た」「プレゼントされたことで気持ちが明るくなった」という声もあり、贈る人・贈られる人の想いが、安心感や心の支えにつながっていることがうかがえます。
効果を感じやすくする考え方
大切なのは、さるぼぼに願いを込める気持ちです。前向きな気持ちで持つことで、心の支えとしての効果を感じやすくなります。
「こうなりたい」「こうありたい」という気持ちを意識しながら持つことで、自分自身の気持ちや行動も自然と前向きになりやすくなります。お守りとしての役割は、心を整えるきっかけを作ってくれること、と考えると、よりやさしく受け取れるかもしれません。
また、時々さるぼぼを見ながら、自分の願いや目標を思い出すことで、気持ちをリセットしたり、前向きな気分を取り戻したりする時間にもつながります。
さるぼぼグッズにはどんなものがあるの?
キーホルダー・ストラップ
持ち歩きやすく、プレゼントにも人気です。
バッグや鍵につけることで、毎日自然と目に入り、「いつも一緒にいるお守り」として安心感を持ちやすくなります。通勤・通学のお供として選ぶ方も多く、さりげなく持てる点が魅力です。
ぬいぐるみタイプ
お部屋に飾りやすく、インテリアとしても楽しめます。
やさしい雰囲気のぬいぐるみタイプは、見るたびにほっとできる存在として、寝室やリビングに飾る方も多いです。お部屋の癒しアイテムとしても人気があります。
お守りタイプ・根付
お財布やポーチに入れて持ち歩く方も多いです。
小さめサイズなので、さりげなく持ち歩けるのが特徴です。「人に見せずに、自分だけのお守りとして持ちたい」という方にも向いています。
インテリア・置物タイプ
玄関やリビングに飾ることで、縁起物として楽しめます。
家族みんなが目にする場所に置くことで、家内安全や厄除けの象徴として、やさしく見守ってくれる存在として意識されることもあります。
名入れ・オーダーメイドさるぼぼ
特別な記念日のプレゼントとして選ばれることもあります。
名前やメッセージを入れられるタイプは、「その人のためだけのお守り」として、より気持ちが伝わりやすいのが魅力です。誕生日や出産祝い、節目のタイミングなど、心のこもった贈り物として選ばれることが多いです。
さるぼぼはプレゼントしても大丈夫?
さるぼぼは、相手の幸せや健康を願う気持ちが込められた、とてもやさしい意味のお守りなので、プレゼントとしても安心して贈ることができます。お守りや縁起物として重たくなりすぎず、気持ちが伝わりやすい点も、ギフトとして選ばれている理由のひとつです。
プレゼントに向いているシーン
・出産祝い
・引っ越し
・受験
・就職
・恋愛
・結婚
・退職
・転職
これらの節目は、生活や環境が大きく変わるタイミングでもあります。そのため、「これからの毎日がうまくいきますように」「元気で過ごせますように」といった想いを込めて贈ることで、相手にとって心強いお守りになります。
贈るときに気をつけたいポイント
相手の状況や願いに合わせて、色を選ぶことが大切です。
たとえば、仕事を頑張っている方には青や黄色、体調を気づかう場合には赤や緑など、相手の立場や気持ちを想像しながら選ぶことで、より思いやりの伝わるプレゼントになります。
また、お守りは「気持ち」が何より大切なので、無理に意味にこだわりすぎず、「これが似合いそう」「元気が出そう」と感じた色を選ぶのも、やさしい選び方のひとつです。
相手に合わせた色の選び方
相手の願いを想像しながら、やさしい気持ちで選ぶと、より喜ばれやすくなります。
・新生活の方:白・オレンジ(リセット・人間関係)
・仕事を頑張る方:青・黄色(仕事・金運)
・恋愛・結婚のお祝い:ピンク(愛情・ご縁)
・健康を気づかう方:赤・緑(健康・癒し)
このように、相手の状況に寄り添った色を選ぶことで、「ちゃんと考えてくれたんだな」という気持ちも伝わりやすくなります。
よくある質問(FAQ)
・さるぼぼはどこで買える?
飛騨地方のお土産店や、オンラインショップで購入できます。最近では公式通販やハンドメイド作品などもあり、デザインやサイズも豊富です。
・お土産とお守りの違いは?
気持ちを込めて持てば、どちらもお守りとして使えます。購入場所に関係なく、「願いを込めること」がいちばん大切なポイントです。
・古くなったさるぼぼはどうする?
感謝の気持ちを込めて処分したり、神社でお焚き上げをお願いする方もいます。無理に決まりに縛られず、「ありがとう」という気持ちで手放すことが大切です。
・何体まで持っていい?
特に決まりはありません。自分の気持ちに合わせて大丈夫です。願いごと別に持ったり、プレゼントでもらったものを大切に取っておいたりしても問題ありません。
まとめ
さるぼぼは、飛騨地方の伝統から生まれた、やさしい気持ちが込められたお守りです。
長い歴史の中で、大切な人の健康や幸せを願う気持ちとともに受け継がれてきた存在であり、今もなお、多くの人の心にそっと寄り添ってくれています。
意味や由来、色ごとの違いを知ることで、より自分に合ったさるぼぼを選びやすくなります。自分の願いに合った色を選ぶことで、気持ちも自然と前向きになり、お守りとしての存在をより身近に感じられるでしょう。
また、さるぼぼは、自分のためだけでなく、大切な人の幸せを願って贈ることで、思いやりや応援の気持ちを形にできる、あたたかい縁起物でもあります。
大切なのは、「どんな願いを込めるか」という気持ちです。さるぼぼを通して、自分自身や大切な人の幸せを願いながら、日々の中で、心がほっとするやさしい時間を持ってみてくださいね。

