午尻下がり(うまじりさがり)とは、株式市場や投資の世界で使われる、干支にまつわる相場格言のひとつです。
ニュースや投資関連の記事で見かけて、「どういう意味?」「本当に当たるの?」と気になった方もいるかもしれません。
この記事では、初心者の方にもわかりやすく、やさしい言葉で次の内容を解説していきます。
- 「午尻下がり」の意味と読み方
- 干支の相場格言の全文
- 格言の由来や背景
- データで見た信憑性
- 投資にどう活かせばいいか
難しい専門知識がなくても理解できる内容になっていますので、安心して読み進めてくださいね。
「午尻下がり」の意味とは?【初心者向け】
読み方と簡単な意味
「午尻下がり」は、「うまじりさがり」と読みます。
意味としては、「午年(うまどし)は、年の後半にかけて相場が下がりやすい傾向がある」という考え方を表した言葉です。
もう少しやさしく言うと、「午年は、年の前半は比較的落ち着いていても、後半になるにつれて株価が下がりやすいと言われることがある」というイメージになります。
あくまでそう言われることが多いという意味で、必ずそうなるという決まりではありませんので、その点は安心してくださいね。
どんな場面で使われる言葉?
この言葉は、主に株式市場や投資に関する話題の中で使われます。
たとえば、ニュースや証券会社のコメント、投資ブログやSNSなどで、「今年は午年だから、午尻下がりに注意だね」といった形で使われることがあります。
このように、将来の相場の動きを予想するときの話題のひとつや、ちょっとした目安として登場することが多いのが特徴です。
株式・投資の世界での使われ方
午尻下がりは、あくまで「格言」や「アノマリー」として使われます。
これは、法律やルールのように決まっているものではなく、過去の相場の動きから生まれた経験則のようなものです。
そのため、必ず当たるルールではなく、「過去の傾向から、そう言われることがある」という、参考情報として扱われるのが一般的です。
投資の現場では、「ひとつの考え方」として軽く意識する程度にとどめて、経済ニュースや企業の業績など、ほかの情報とあわせて判断することが大切とされています。
干支の相場格言の全文
有名な干支相場の格言一覧(表)
干支を使った相場格言には、いくつか有名なものがあります。
これらは、長年の相場経験の中で生まれた「言い伝え」のようなもので、相場の雰囲気を覚えやすく表現しているのが特徴です。数字のデータというよりも、「感覚的な目安」として親しまれてきました。
| 干支 | 格言 | 意味のイメージ | 初心者向けポイント |
|---|---|---|---|
| 子 | 子は繁盛 | 相場が活発になりやすい | 取引量が増えやすい年と言われる |
| 丑 | 丑つまずき | 出だしが不安定 | 年初は慎重ムードになりやすい |
| 寅 | 寅千里 | 大きく動く | 上下の値動きが大きくなりやすい |
| 卯 | 卯跳ねる | 勢いよく上昇 | 上昇トレンドのイメージ |
| 辰 | 辰巳天井 | 天井をつけやすい | 高値圏に注意と言われる |
| 巳 | 辰巳天井 | 高値になりやすい | 天井圏の動きに警戒 |
| 午 | 午尻下がり | 後半に下がりやすい | 年後半の下落に注意という意味 |
| 未 | 未辛抱 | 我慢の年 | 動きが少なく忍耐が必要 |
| 申 | 申酉騒ぐ | 相場が荒れやすい | 値動きが不安定になりやすい |
| 酉 | 申酉騒ぐ | 値動きが激しい | ボラティリティが高まりやすい |
| 戌 | 戌笑い | 堅調になりやすい | 比較的安定しやすい年 |
| 亥 | 亥固まる | 落ち着いた相場 | 様子見ムードになりやすい |
表で見ると、それぞれの干支に「相場の性格」のようなイメージが割り当てられていることがわかります。初心者の方は、「こういう言い方があるんだな」という豆知識として、気軽に知っておく程度で大丈夫です。
「午尻下がり」が含まれる全文
有名な干支相場の格言は、次のようにまとめて表現されることがあります。
「子は繁盛、丑つまずき、寅千里を走り、卯は跳ねる。辰巳天井、午尻下がり、未辛抱、申酉騒ぐ、戌笑い、亥固まる」
この文章は、1年ごとの相場の雰囲気を、リズムよく覚えられるように並べたものです。投資の現場では、この全文がそのまま使われることもあり、「干支の相場格言」として広く知られています。
他の干支の意味も簡単に紹介
それぞれの干支には、「相場の雰囲気」を表すイメージが込められています。
たとえば、「卯跳ねる」は上昇のイメージ、「申酉騒ぐ」は値動きが激しくなるイメージなど、言葉からなんとなく相場の様子が思い浮かぶようになっています。
あくまで傾向を表したもので、必ずそうなるという意味ではありませんが、昔から語り継がれてきた相場の知恵として親しまれています。データとあわせて、相場を見るときのちょっとした視点として、やさしく取り入れてみてくださいね。
格言の背景と由来
なぜ干支で相場を語るようになった?
干支は、昔から日本人の生活や文化に深く根づいてきました。
年の区切りとしてわかりやすく、覚えやすいため、相場の世界でも「経験則」として使われるようになったと考えられています。干支は誰にとってもなじみがあり、会話の中でも取り上げやすいことから、相場の流れを説明する共通言語のような役割も果たしてきました。
また、数字や専門用語よりも、干支のほうが感覚的にイメージしやすいため、初心者にも伝わりやすいという背景もあります。こうした理由から、干支を使った相場格言は、長い年月をかけて自然と定着していったといわれています。
「午」の年が特別視された理由
午年は、景気の転換点になりやすい年だったという見方があります。
過去の相場を振り返ったときに、「午年の後半に下落したケース」が目立ったことから、「午尻下がり」という言葉が生まれたといわれています。
ただし、これはすべての午年に当てはまるわけではなく、たまたま印象に残る下落が重なったことで、言葉として広まった可能性もあります。人は、強く印象に残った出来事を記憶しやすいため、「午年=下がる」というイメージが定着しやすかったとも考えられます。
日本の相場文化との関係
日本の相場文化では、データだけでなく、格言や経験則も大切にされてきました。
昔は、今ほど豊富なデータやリアルタイム情報がなかったため、相場師たちは自分の経験や、先人から伝えられた知恵をとても重視していました。午尻下がりも、そのひとつとして、長い間語り継がれてきた言葉です。
こうした格言は、相場を「予言するもの」というよりも、「相場と向き合うときの心構え」や「注意点」として使われてきた側面が強いといえるでしょう。
午年の相場は本当に下がりやすい?
過去の午年の株価推移
過去の午年を振り返ると、確かに下落した年もありますが、すべての午年で下がっているわけではありません。
年によって、世界経済の状況や国内景気、金融政策などが大きく異なるため、「午年だから」という理由だけで、相場の方向が決まることはありません。実際には、その年ごとの経済環境のほうが、株価に与える影響はずっと大きいと考えられています。
有名な午年の相場事例
歴史的に見ると、大きな下落が起きた午年もありますが、逆に堅調だった年もあります。
そのため、「下がった午年」だけを見て判断するのではなく、「上がった午年」も含めて、幅広く見ることが大切です。こうして全体を見てみると、午年だから特別に悪い、とは一概には言えないことがわかります。
偶然か?アノマリーか?
このような傾向は、「アノマリー」と呼ばれます。
アノマリーは、過去のデータから見られる傾向ではありますが、必ず起こる現象ではありません。そのため、「午尻下がり」は、将来を断定する材料ではなく、あくまで過去のデータから見たひとつの傾向として、やさしく受け止めることが大切です。
投資では、このようなアノマリーに加えて、経済ニュースや企業の業績、世界情勢などもあわせて見ることで、よりバランスの取れた判断がしやすくなります。
データで見る「午尻下がり」の信憑性は?
統計的に見た午年の平均リターン
統計的に見ると、午年の平均リターンが他の年より低い場合もありますが、はっきりとしたルールといえるほどではありません。
これは、対象とする期間や市場(日本株・米国株など)、計算方法によって結果が変わることがあるためです。ある集計では弱く見えても、別の集計ではそれほど差が出ないこともあります。そのため、「平均」という数字だけで判断するのではなく、データの見方にも少し注意が必要です。
初心者の方は、「午年は必ず悪い」という結論ではなく、「そう言われることがある年なんだな」くらいの受け止め方で十分です。
午尻下がりが当たらなかった年
午年でも相場が上昇した年は、実際に存在します。
世界景気が好調だった年や、大規模な金融緩和、好材料となる政策などが重なった場合には、干支に関係なく株価が上がることもあります。
そのため、「午年=必ず下がる」と考えるのは少し危険です。干支よりも、その年の経済環境やニュースのほうが、実際の相場には大きく影響します。
アノマリーとしての注意点
アノマリーは参考にはなりますが、投資判断のすべてを任せるものではありません。
アノマリーは、あくまで過去の傾向をまとめたものであり、将来を正確に予測するものではありません。そのため、「当たるかも」という期待だけで売買を決めてしまうと、思わぬリスクにつながることもあります。
あくまで「ひとつの材料」として、やさしく取り入れるのがおすすめです。経済ニュースや企業の業績、金利動向などとあわせて見ることで、より安心感のある判断につながりやすくなります。
アノマリーとは?【初心者向け用語解説】
アノマリーの意味
アノマリーとは、「理論では説明しきれないけれど、過去のデータでよく見られる傾向」のことです。
言い換えると、「なぜかよく起こると言われているパターン」のようなものです。必ず起こるわけではありませんが、長年の相場の中で繰り返し話題にされてきた動きが、アノマリーと呼ばれます。
なぜ相場にはアノマリーが生まれる?
投資家の心理や、季節要因、経済イベントなどが重なることで、似たような動きが繰り返されることがあります。
たとえば、「年末は買いが入りやすい」「夏は相場が落ち着きやすい」といったように、多くの人が同じタイミングで似た行動を取ることで、結果として一定の傾向が生まれることもあります。
こうした人の行動や心理の積み重ねが、アノマリーとして語られる背景になっていると考えられています。
午年以外にもある有名な相場格言
「辰巳天井」の意味
「辰巳天井」とは、辰年や巳年に相場が高値をつけやすい、という格言です。
この格言は、「上昇が続いたあとに、いったん天井をつけやすい」というイメージを表しています。初心者の方は、「相場がかなり上がってきたときは、そろそろ調整が入るかもしれない」という注意喚起として受け止めると、イメージしやすいでしょう。
また、実際の投資では、干支だけでなく、株価がどのくらい上がってきたか、ニュースや決算内容はどうか、といった点もあわせて確認することが大切です。
「申酉騒ぐ」の意味
「申酉騒ぐ」は、申年や酉年は値動きが激しくなりやすい、という意味です。
この格言は、「相場が落ち着かず、上下に大きく動きやすい年」というイメージを表しています。ニュースが出るたびに株価が大きく反応したり、短期間で上げ下げを繰り返したりするような、少し慌ただしい相場を想像するとわかりやすいかもしれません。
初心者の方にとっては、値動きが大きい年は不安を感じやすいこともありますので、「無理に売買回数を増やさない」「長期目線を意識する」など、落ち着いた対応を心がけることもひとつの考え方です。
海外の有名な相場アノマリー
海外にも、「SellinMay(5月に売れ)」など、有名なアノマリーがあります。
これは、「5月頃にいったん売って、夏場は様子を見る」という考え方を表した言葉で、欧米の市場を中心に知られています。ほかにも、「年末ラリー」など、季節ごとの動きに注目したアノマリーがいくつかあります。
このように、干支に限らず、世界中でさまざまな相場の言い伝えが存在しており、投資家の間で話題にされることがあります。
午尻下がりが注目される理由
メディアや証券会社で使われる背景
覚えやすく話題にしやすいため、メディアや証券会社のコメントなどで取り上げられることがあります。
特に、年始や相場の節目では、「今年はどんな年になるのか?」という文脈で、干支の格言が紹介されることが多くなります。干支という身近なテーマを使うことで、専門的な相場の話も、少し親しみやすく伝えられるというメリットがあります。
投資家心理との関係
「下がるかもしれない」という意識が広がることで、実際の売買行動に影響を与えることもあります。
多くの人が同じ格言を意識すると、「念のため売っておこう」「少し様子を見よう」と考える人が増えることがあります。その結果、実際に売りが増えて、相場が弱くなることもあります。
このように、格言そのものよりも、「それを信じる人の行動」が相場に影響を与える場合がある、という点も、やさしく知っておくと安心です。
実際の投資戦略にどう影響する?
午年だからといって売るべき?
午年だからといって、必ず売る必要はありません。
干支はあくまで「相場の雰囲気」を表す目安のひとつであり、売買のタイミングを機械的に決めるルールではありません。実際の投資では、ご自身の目的やリスク許容度、生活スタイルなども大切な判断材料になります。
「午年だから不安…」と感じた場合は、いきなり売るのではなく、保有している銘柄の状況を見直したり、ニュースをチェックしたりするなど、まずは情報整理から始めるのがおすすめです。
長期投資家の考え方
長期投資の場合は、干支よりも、企業の業績や経済状況を重視することが大切です。
長期目線では、1年単位の干支よりも、数年〜十数年単位での成長や安定性のほうが、リターンに大きく影響します。そのため、「今の企業は将来も成長しそうか」「業績は安定しているか」といった点を、やさしくチェックしていくことが安心につながります。
午尻下がりは、あくまで話題のひとつとして受け止めつつ、基本は企業の中身を大切にする、というスタンスがおすすめです。
短期トレーダーの考え方
短期の場合でも、午尻下がりは「参考情報のひとつ」として見るのがおすすめです。
短期売買では、干支よりも、直近の相場の流れ、チャートの動き、経済指標の発表などのほうが、実際の値動きに強く影響します。そのため、「午年だから」という理由だけで判断するのではなく、足元の状況をしっかり見ることが大切です。
午尻下がりは、「少し慎重に見ておこうかな」という心構えとして使うくらいが、ちょうど良い距離感といえるでしょう。
午尻下がりと経済イベントの関係
午年に起きやすい経済イベント
干支よりも、金融政策や景気動向などのほうが、相場への影響は大きいとされています。
たとえば、中央銀行の金利政策、政府の経済対策、大きな国際ニュースなどは、干支とは関係なく、相場を大きく動かす要因になります。そのため、午年であるかどうかよりも、「今、どんな経済イベントが起きているか」を意識することがとても大切です。
金利・為替との関係
金利や為替の動きは、株価に大きく影響します。これらもあわせて見ることが大切です。
金利が上がると企業の借入コストが増えたり、為替が動くことで輸出入企業の業績が変わったりするなど、株価に直接的な影響が出ることがあります。初心者の方は、「金利」「円高・円安」といったキーワードを、ニュースで少しずつ意識して見るだけでも、相場の理解が深まりやすくなります。
迷信?それとも統計?
科学的・統計的な視点
科学的には、「午年だから下がる」と断定できる根拠はありません。
統計の世界では、長期間にわたる十分なデータと、はっきりした因果関係が確認できなければ、「決まったルール」とは言えないとされています。午尻下がりの場合は、いくつかの年で似た動きが見られたとしても、それだけで「午年=下落」と結論づけるのは難しいのが実情です。
そのため、学術的・統計的な観点では、午尻下がりは「興味深い傾向のひとつ」ではあるものの、確実に再現される法則とは考えられていません。あくまで参考情報として、やさしく受け止めるのが安心です。
バイアスと錯覚の話
人は、印象に残った出来事を強く覚えやすいため、「当たった年」だけが記憶に残ることもあります。
これを心理学では、「記憶の偏り(バイアス)」と呼ぶことがあります。大きく下がった午年があると、その出来事が強く印象に残り、「やっぱり午年は下がる」と感じやすくなります。一方で、問題なく推移した午年や、上昇した午年は、あまり印象に残らず、忘れられてしまうことも少なくありません。
このように、人の記憶や感じ方のクセによって、実際以上に「当たっているように見える」こともあります。午尻下がりを考えるときは、こうした心理的な側面もある、ということを知っておくと、より冷静に受け止めやすくなります。
用語ミニ辞典(初心者向け)
アノマリー
過去のデータから見られる、はっきりした理由はないけれど、よく起こる傾向のことです。
「なぜか繰り返されると言われているパターン」というイメージで、投資の世界では広く使われています。ただし、必ず起こるわけではないため、参考情報として使うのが基本です。
リターン
投資によって得られる利益や損失のことです。
プラスであれば利益、マイナスであれば損失を意味します。初心者の方は、「どれくらい増えたか・減ったか」を表す言葉として覚えておくと、ニュースや投資記事が少し読みやすくなります。
ボラティリティ
値動きの大きさを表す言葉で、動きが大きいほどボラティリティが高いといいます。
ボラティリティが高い相場は、短期間で大きく上がったり下がったりしやすく、チャンスもリスクも大きくなりやすいのが特徴です。初心者の方は、「ボラティリティが高い=値動きが激しい」というイメージで、やさしく理解しておくと安心です。
他の干支格言との比較
当たりやすいと言われる格言
「辰巳天井」や「申酉騒ぐ」などは、比較的よく話題になります。
これらの格言は、実際の相場の動きと重なったと感じる人が多いため、「当たりやすい」と言われることがあります。特に、値動きが大きかった年や、ニュースで印象に残る出来事があった年は、後から振り返ったときに、「やっぱり格言どおりだった」と感じやすくなります。
ただし、これもあくまで感じ方の部分が大きく、毎回必ず当たるという意味ではありません。初心者の方は、「話題になりやすい格言なんだな」くらいの気持ちで、やさしく受け止めるのがおすすめです。
当たりにくいと言われる格言
一方で、あまり当たらないと感じる人もいる格言もあります。
こうした格言は、実際の相場とあまり重ならなかった年が続くと、「あまり参考にならない」と感じられることがあります。ただし、これも人それぞれの経験や見ている期間によって、印象が変わりやすい部分です。
格言はあくまで傾向を表した言葉なので、「当たる・当たらない」で白黒はっきり分けるよりも、「相場を見るときのひとつの視点」として、軽く取り入れるくらいが、ちょうど良い距離感といえるでしょう。
よくある質問(FAQ)
- 午尻下がりは必ず起こる?
いいえ、必ず起こるわけではありません。あくまで過去の傾向から生まれた格言であり、毎回同じような動きになるとは限りません。 - 外国市場でも同じ?
主に日本で使われる格言です。海外では、干支ではなく、季節要因や経済イベントに基づくアノマリーがよく使われます。 - 他にも有名な相場格言は?
辰巳天井、申酉騒ぐ、SellinMayなどがあります。これらも、相場の雰囲気をつかむための参考情報として知られています。
まとめ・午尻下がりは「参考情報」として活用しよう
「午尻下がり」は、干支にまつわる相場格言のひとつで、午年の後半に相場が下がりやすいという考え方を表しています。
昔から語り継がれてきたこの言葉は、相場の流れを感覚的にとらえるための知恵として、多くの投資家に親しまれてきました。年の後半に向けて、少し慎重に相場を見ていこう、という心構えを持つための目安として使われることが多いのが特徴です。
ただし、データを見ると、必ず当たるわけではなく、あくまで参考情報として使うのが安心です。実際には、午年であっても相場が堅調に推移した年もあり、干支だけで将来の動きを決めつけることはできません。
投資では、格言だけに頼らず、経済ニュースや企業情報、データなどもあわせて見ながら、無理のない判断をしていくことが大切です。特に、金利や景気動向、企業の業績などは、相場に大きな影響を与えるため、日頃から少しずつ意識してチェックしていくと安心です。
午尻下がりは、相場を考えるときのちょっとしたヒントとして、やさしく取り入れてみてくださいね。「絶対に当たるもの」ではなく、「考えるきっかけ」として使うことで、より落ち着いた気持ちで投資と向き合いやすくなるはずです。
無理に難しく考えすぎず、ご自身のペースで、情報をひとつずつ積み重ねながら、安心できる投資スタイルを見つけていきましょう。

